グローバルに飛躍するための“礎”を 築くことができる場所 岩下 友美さん (1998年卒業) NASA Jet Propulsion Laboratory 高校生の頃、若田光一さんが宇宙に行く出来事に魅了され、 将来はNASAで働きたいと夢見ました。当時は実現するとは 思っていませんでしたが、現在はNASAで未来の惑星探査に 役立つロボットビジョンの研究を行なっています。分かりやす く言いますと「ロボットの目を作る」研究です。西南での学校 生活はキリスト教が毎日に浸透していました。中でも聖書の 時間が特徴的だと思います。海外での生活は周囲にキリスト 教を背景とする人が多く、キリスト教の教えに関する知識があ ることは今の仕事をする上でも大いに助けられています。グロー バル化が進む今の世の中ではさまざまな文化を学び、理解 する力が必要とされますが、それはやはり経験から得るものが 大きいと思います。西南学院中学・高校はその礎を築く経験 ができる数少ない学校の一つではないでしょうか。 訪米研修旅行中 みんなで過ごした Easterの一枚です。 (左端が岩下さん) やりたいことの選択に 迷った時は全部やってみればいい 僕らの会社はソーシャルビジネスの社会起業家集団です。貧 困や差別、格差、少子高齢化などの社会問題にボランティア ではなく“仕事”として取り組んでいます。現在は8カ国で23の 事業を展開しています。多くの人を助けたい、多くの社会問題 に貢献したいと考えているのですが、これは西南時代の学び に通じるものがあるのかもしれません。西南は自由な雰囲気 で楽しい高校生活でした。チャペルの時間が好きでした。落 ち着く空間でしたね。英語の先生の授業が面白くて英語が 好きになりましたし、影響を与えてくれた友人とも出会えまし た。同級生3人が今同じ会社で働いています。もし進路など で迷ったら、変な枠に当てはめて考えずに全部やってみてく ださい。やりたいことは全部やれるはずなんです。学生時代に 自分の好きなことを見つけて欲しいと思います。 テニス部に在籍。 当時の仲間とは 今も交流しています。 田口 一成さん (1999年卒業) 株式会社ボーダレス・ジャパン 友を大切に 自分の世界を広めるような挑戦を 祖父と父が歯科医師で、幼い頃から歯科医師になりたいと考 えていました。西南では、人生において価値があることは、他人 の幸せに自分がどれだけ関わることができるかだと学びまし た。障がいなどに関わらず誰もが等しく豊かな人生を送るべき で、そのために自分に何ができるかを考えるようになりまし た。中高6年間陸上競技部に在籍し、現在はブラインドラ ンナーの伴走をしています。関わる人が皆、心豊かに過ごせる 世の中にすることを目標に頑張っています。西南の先生の授業 は、純粋に学問が好きで、その様子が心から伝わってくるもの ばかりでした。受験のためだけではない人間教育としての授 業が多かったと思います。西南では友を大切にし、世界を広め るような挑戦をしてください。試験のための勉強だけでは得る ことができない貴重な経験がきっとできます。 陸上競技部で 走っていた頃。 当時は 短距離選手でした。 樋口 敬洋さん (1994年卒業) 樋口歯科医院 近藤 有希子さん (2005年卒業) 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 静かな時の中で将来に想いを馳せた かけがえのない日々 私はアフリカ大陸にあるルワンダ共和国で、農村の一家族 のもとに寝泊まりさせてもらいながら、紛争と虐殺の過程で 壊れてしまった親しい人間関係が現在どのように再構築され ているのかについて研究しています。西南では聖書と讃美歌 に触れる機会が毎日ありましたが、ルワンダでも聖書を読 むという経験を通して築けた大切な関係があり、現地での 調査に行き詰まったときに讃美歌の響きに救われたことも あります。また授業では、学びとは目先の結果のためだけに するものではないのだと知ることができました。いま自分がつよ く拘っていることに対して言葉をあててみること―導かれた 答えそれ自体よりも、問いを見出して、それをふかく追究しよう とするその過程こそが、自分の視野をひろげ、隣人とともに生 きていくための、たしかな糧になると思います。 友人のおかげで 成し遂げられたことが 多くありました。 (左から3番目が近藤さん) 24 23 卒業生インタビュー YouTubeはこちらから 卒業生 の 声
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