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学校行事

2019/11/26

中学 後期ミッションウィーク

11月18日(月)~20日(水)は,中学校後期ミッションウィークの期間でした。有志の生徒と共に「朝の祈り会」を実施し,礼拝時には生徒自身に聖書朗読や祈りを担ってもらうなど新しい試みも取り入れ,例年とはひと味違うミッションウィークとなりました。

今回お迎えしたのは,日本基督教団荒尾教会牧師の佐藤真史先生です。東日本大震災を契機とし「神さまからの呼びかけ」と信じて被災者支援の活動に従事された,佐藤先生の経験や学びを聴くことができました。生徒一人一人にメッセージを届けるかのような,穏やかな声音が印象的でした。

『 3.11 』。凄惨な,言葉に尽くせぬ犠牲がありました。佐藤先生は,それでもゆっくりと皆が前に進んでいることに触れ,「多感な時期の中学生だからこそつらいことや悩みもたくさんある。けれど,その苦しみは,一生は続かない。今とは違う未来がやってくる,それを待つまでの間に『安心して』逃げてほしい。全力で泣いてもいいし,叫んでもいい。神さまは逃げるあなたの傍にいつも寄り添っていらっしゃるから」と語ってくださいました。

晩秋の今日,「慈しみと愛のあるところ 神はそこにおられる」というメッセージは,生徒の心に,じんわり温かく浸透したと思います。

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