5月22(水)～24日(金)の3日間,講師に日本バプテスト連盟 小倉南教会牧師の谷本 仰先生をお迎えし,2019年度高校前期ミッションウィークが行われました。先生は,ご自身を「ヴァイオリン弾き」「うたうたい」と称され,年間150回のライブやコンサートに出演されています。また,音楽療法士としての活動や,NPO法人抱樸(ほうぼく)の副理事長として,ホームレスの方の生活支援や社会復帰への支援活動などをなさっています。

今回は「生きているってどんなこと」という総主題で,わたしって何?生きる意味って?と生徒たちに問いかけ,「生きるとは何か」という大きなテーマに歌や演奏を交えながら,応えてくださいました。「本当の自分なんてない,自分でいいと思える自分も嫌だと思う自分もどの自分も自分で,悪い自分を切り捨てる必要はない」,「生きてると感じるのは,そのことの意味がわかるときを待つことだ」,「自分が知っている世界はほんのごく一部にしか過ぎず,今見ている風景がすべてではない」,「人生において驚くべき瞬間が必ずやってくる」,「苦しいことを経験した理由は過去ではなく,未来にある」数々の先生のメッセージに今後の人生を生きる勇気を与えられ,それぞれが人生観についてじっくりと考える3日間となりました。