2022年8月8日～11日の4日間、国際交流委員会主催のGlobal Friendshipというプログラムが行われました。例年行っているPeace Making ProgramとInternational Day Campをアレンジしたもので、今年のメイン企画は「同世代の海外の学生たちと交流する、意見交換、お互いのことを知る」というものでした。8月は、海外の学校も夏休みのところが多く、学校が続いているインド学校2校との交流となりました。

午前中は、午後のオンライン交流(小グループ)に備え、様々な表現を学びました。1日目のオンライン交流は、最初にインドの子供たちのプレゼンテーションを聞きました。テーマは「私たちの国の好きな食べ物」です。次に、本校の生徒たちの好きの食べ物のプレゼンテーションです。お好み焼き、たこ焼き、お寿司にパスタなど、様々な食べ物の話題を共有しました。2日目は少し難易度があがり、自国の社会問題がテーマでした。インドの生徒たちのグループプレゼンテーションのトピックが多岐にわたり、大変興味深いものでした。「インド国内の人種差別について」「環境問題について」「大学入試制度について」等々、かなり専門的な用語が多く、本校生徒たちも聴き取りはもちろん、内容を理解するのに四苦八苦していました。3日目の午後は、自分たちが日本の社会問題のプレゼンをするということもあり、一段と集中して表現を学んだり、プレゼンのスライドを作ったりしていました。当日の発表直前まで、各自熱心に練習をし、本番を迎えていました。発表が終わった時には、全員安堵の表情をしていました。

4日目は、ディスカッションです。前日に話し合いのテーマを決定し、学校の校則の可否、制服の可否、美しさの基準について等多岐に渡りました。

プログラム当初は緊張ばかりの表情でしたが、4日目は各グループ笑顔溢れる和やかな雰囲気となりました。インドの生徒たちとのお別れも、英語の講師の方々とのお別れも、みんな名残惜しそうで、涙を流す子たちもいました。

貴重な出会いがあった、充実の4日間でした。