チャペルにおいて中学校は12月14日、高等学校は16日に、クリスマス特別礼拝が行われました。生徒会の代表生徒によるアドベントクランツの点火で礼拝が始まると、たちまちチャペルは祈りの空気に包まれました。

　講師は札幌新生キリスト教会の牧師　田中　満矢先生をお迎え致しました。田中先生は特に若者担当牧師としてご活動されており、12年間に渡る若者の居場所作りや、ブログやラジオでの悩み相談の他、執筆活動にも力を注がれております。

　田中先生は講話ではご自身の体験談から、悩みや暗闇を持つ人への慰め、励まし、そして信仰の証しについて、力強く語ってくださいました。また、田中先生は牧師でありながら、プロのミュージシャンとしてもご活躍で、「希望を謡う4人組ロックバンド　ナイトdeライト」のメンバーでもいらっしゃいます。先生のメッセージをロックバンドの軽快なサウンドでも聴かせて頂けたことで、メッセージを率直に、より鮮明に受け止めることができました。

　また、高校音楽選択生、中学3年生の有志の生徒によるカンタータ演奏やハンドベル演奏も行われ、それらの心のこもった讃美で礼拝が一層格別なものとなりました。

　救い主のお生まれを待ち望み、私たちがこのようにしてチャペルに集うこの瞬間にも、世界には困難に直面している方が沢山おられること、私たちが全ての出来事を自分事として見つめ、何ができるのかを考え、祈るクリスマス特別礼拝となりました。