11月8日～12日にかけての週は、中高共に後期ミッションウィークでした。今年度は、日本国際飢餓対策機構Hunger Zeroより清家弘久さんとジェロム・カセバさんをお迎えし、各学年3日間ずつお話を聴くことができました。

　カセバさんはコンゴ民主共和国ご出身で2013年よりHunger Zero からコンゴ民主共和国に派遣され、現地駐在員として内戦により国内避難民となり飢餓や貧困に苦しむ方々の支援を行っておられます。カセバさんは「ただ食糧を配布するのでは、食糧が尽きれば終わりです。でも農作物を育てるために必要なものを配布し、農作物の育て方を教え、村を再建する手伝いをする活動は持続的に人々を支えることができます。」と語られました。そして、村を追われ絶望の淵にいた人々が、度重なる困難にもあきらめずに立ち向かい、実ったトウモロコシの前で笑顔になっておられる映像を見せてくださいました。

　クリスマスに向かうこの時期に、世界の方々にも目を向け、心をよせる貴重なひとときになりました。